子供の矯正 ムーシールド

三歳児健診で反対咬合といわれたらご相談ください。

米田歯科医院では、小児の受け口(反対咬合)の治療を行っております。
低年齢の受け口(成長期反対咬合)の治療では、マウスピース型の矯正装置『ムーシールド™』を使用します。就寝時のみの使用で治療効果を上げることが出来ます。
このムーシールドを使用することにより、反対咬合は、永久歯が生えるまで待つことなく、3歳児からの治療が可能になりました。
矯正治療歴28年の院長が最後まで責任を持って治療します。

ムーシールド費用

初診相談2,000円
歯型を取り上下の咬み合わせのバランス・歯並びを拝見し、15分程度のカウンセリングを行います。ご不明な点がございましたら遠慮なくご相談ください。
矯正治療費70,000 円院長は、昔から手先が器用で、矯正治療が大好きなため格段に安くなっております。
調整料2,000円3~4週間に1回

受け口のよくあるご質問

反対咬合って自然に治るのでしょうか?

永久歯が生えるときに、自然に治ることがあります。ただし、かなり少数例です。反対になっている下の前歯が5~6本。逆の噛み合わせが深い。近親に反対咬合の人がいる。これらの場合、自然に治る可能性は極めて低いと考えてよいでしょう。

他の医院で、永久歯がはえるまで、様子を見ましょう。と言われましたが心配です。

反対咬合は、自然に治る場合もあります。しかし、それはかなり少数です。ご相談できる歯医者に診てもらい、セカンドオピニオン(意見)を求めることをお勧め致します。私達は大半の方に、早期初期治療が必要と考えます。

反対咬合、治した方がよいのでしょうか?

不正咬合であるから、成長発育が遅れるということは基本的にありません。しかし、サ行、タ行の発音に特徴的な舌足らずのしゃべり方になる。食べ方がワニの様だ。というような特徴が現れることがあります。しゃべり方にも食べ方にも問題が現れます。しかし、私達が治療を勧める第一の理由は、審美的な理由です。反対咬合特有の顔貌に劣等感を感じることがあります。心の負担を軽くし、生活の質の向上が目標です。

早く治した方がよいのでしょうか?

噛み合わせを逆のままにしておくと、下顎骨が過成長しやすい状態が続きます。下顎骨が取り返しのつかない程、大きくなってしまう前に、逆の噛み合わせは治しておくべきです。早ければ早いほど、ご本人の負担は軽くて済むと思います。年齢が高くなると治療法の選択肢が狭くなります。過成長し、大きくなってしまった「下顎骨を切断して縮める」という手術法も選択肢にあがってきます。

どうして反対咬合になるのですか?

口には、多くの筋肉が整然と並び、機能しています。舌は、代表的な筋肉の固まりです。きれいな歯並びの人の舌は、嚥下(のみこむ)するときに上顎を押さえつけるようにぴったりと収まります。しかし、反対咬合の人は、上顎にはつきません。嚥下の都度、舌は下顎を前方に押します。従って、上顎は小さく、下顎は大きくなってしまうと考えられています。すなわり、口腔周囲の筋肉が正しく機能しないと不正咬合になるということです。

どうやって治すのですか?

筋機能のアンバランスが、不正咬合をつくります。バランスを整え、調和を取り戻せば、不正咬合は回復します。反対咬合の原因の一つは、舌が低い位置で機能していることです。ですから、治療目標が、まず、舌を挙上してあげることです。そのように、バランスを取り戻す器具が、機能的顎矯正装置「ムーシールド」です。就寝中使用します。取り外しできる器具ですから、上手く使えなかったり、諸条件によっては、期待する効果が得られないこともあります。主治医に充分相談の上、ムーシールドを使うことをお勧め致します。

一度治したらもう大丈夫ですか?

ムーシールド治療法は、大抵の場合、およそ1年間を目標に治療します。一度治したら、「もう大丈夫」という人が大半です。しかし、成長がスパートすること再治療を必要とする場合があります。定期健診は重要です。女子は15~16才。男子は17~18才まで成長します。その頃まで、定期健診を続けることが理想です。反対咬合は遺伝する?

反対咬合は遺伝しますか?

反対咬合は、遺伝します。顔形はご両親に似ます。残念ながら、反対咬合の家系があります。しかし、早めに対処することで、かなり改善することができると考えています。いずれにせよ、遺伝のあるなしに関わらず、早めに受診することをお勧めします。

ムーシールドのよくあるご質問

ムーシールド単体で販売していますか?

ムーシールドは、厚生労働省に認可を受けた医療器具です。一般の方には販売されておりません。医師の診断に基づき、使用します。

ムーシールドだけで反対咬合は治りますか?

治療開始年齢が低いほど、改善の確率は高めです。しかし、ムーシールドだけで、反対咬合が治療できる否かについては、医師の診断が必要です。

ムーシールドで、低年齢時期に治療すれば、完治しますか?

成長に伴い、再治療の可能性がある場合があります。ムーシールドでの、治療後は、定期健診が重要となります。